映画館で映画を観る
ここ最近よく映画館で映画を見ています。
と、言いましても1か月に3回行っただけなんですけれど。
本当に映画が好きな方からすると、この程度でよく映画館に行っているなんてまず言えないと思いますが、ぼくのなかでは多い方です。
大学生になるまで映画館に行った経験は片手で数えられるほどでしたし、大学生になってからも片手で数えられるほどしか映画館に行った記憶がありません。
つまり映画館に行ったことがあるのは両手で数えられるくらいの回数だったということですね。
そんなぼくですが、映画が嫌いというわけではありません。
むしろ好きです。
映画オタクで月数十本映画を観る!なんてことはありませんが、好きな映画もそこそこありますし、たまに映画みたいなと思うこともあります。
小汚いR2‐D2が好きです。
そんなぼくが今までどうやって映画を観てきたかと言いますと、レンタルビデオショップで借りて観ていました。
ツタヤとかゲオとかを使っていたということですね。
もうビデオを貸し出している店なんて聞いたことがありませんが、いまだにレンタルビデオショップって言っていいんですかね。
月に数回お店に行って借りていました。
なぜ映画館で映画を観ず、ビデオ、というかDVDを借りて映画を観ていたのでしょうか。
当たり前の理由しかいうことができませんが、安いということ、映画を公開されてすぐに観たいと思うことがなかったということ、この二つの理由が主な理由だと思います。
つまり、映画館で映画を観るメリットがなかなか見いだせていなかったため、映画館に行くことがあまりなかった、ということが考えられます。
そんなぼくが月に三回も映画館に足を運んでしまったのはなぜなのでしょうか。
なんとなーくですが二つ理由がぱっと思いつきました。
一つは見たいと思う映画が公開されたから、という理由です。
この一か月で観た三本の映画は「シン・ゴジラ」「君の名は。」「シン・ゴジラ」です。
シン・ゴジラは二回観たくなったので二回観ました。
とっても面白い映画なので、まだ観ていない人は見たらいいと思います。
観たい!と思う映画がたまたま公開されたため、映画館に足を運んだということがぼくの中では大きかったかな、と感じます。
なぜ上記二つの映画を「観たい!」と思ったか、というのは明言できませんが、面白そうだと思っていた映画がSNSで賞賛されているのを目にし、観たいという気持ちが強まったのかと思っています。
今の時代SNSというものは影響力が大変強いと感じる次第です。
もう一つは映画館という場がなかなか優れた娯楽の場である、ということに気付けたからというものです。
ぼくの家は小さいので、家で映画を観ているとどうしても他のものが気になってしまう環境です。
たとえばテレビの横にあるゴミ箱とか、座っている場所が落ち着かない感じだったりだとか、いろいろですね。
もっとお金をかければよいのかもしれませんが、そんなお金は残念ながらありません。
そんななか、映画館に行けば映画しかない、映画だけのために考えられた環境に行くことができます。
映画だけに集中することができる映画、というものは家で見る映画以上に様々な部分が見え、聞こえより娯楽として優れたものになっているのかもしれない、と感じました、
映画、というものを真に楽しめるのは映画館という環境でこそなのかもしれません。
ついでに映画館に誰かと行く、ということもとても良い娯楽なのかもしれません。
誰かと映画館に一緒に足を運び、一緒の空間で映画を鑑賞し、そのあと映画の余韻に浸りながら感想を言い合う、というのはとても楽しく良いものだなぁと思いました。
誰かと家で映画を観ればいいという話なのかもしれませんが、家で観る以上に「映画」というものに浸ることができる環境の方が楽しい経験ができるような気がしました。
ただこれは個人個人で異なる感想なのかもしれません。
なんにせよぼくとしては、1500円ほどで誰かと楽しい時間を共有できるというのはとても貴重なコンテンツなのかな、と思っております。
そんなわけでぼくは今映画館に少しだけはまっています。
今後も映画館通いが続くかどうかはわかりませんが、映画館の良さなんていうものは少しずつ分かってきてうれしいなぁと思う次第でございます。