サッカー専用スタジアムの良さ
先週仙台に旅行に行きました。
観光をしたり、おいしいものを食べたりとても楽しい旅でした。
仙台はおいしいものがありすぎて素晴らしいですね。
トンカツと、寿司と、牛タンを食べました。
ぎゅうたんうまうま
そんな仙台旅行だったのですが一番の目的はサッカー観戦でした。
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第11節、ベガルタ仙台対横浜F・マリノスの試合観戦をしてきました。
ぼくは神奈川県出身ということもあり、マリノスが好きです。
ちょうどいいタイミングでアウェーでの試合があるということもあり、仙台でサッカーを観てきました。
結果は1-0でマリノスが勝ち。
後半終了間際に兵藤選手がゴールを決めるという素晴らしい試合でした。
でも試合結果は今回の記事にはあまり関係がありません。
今回書きたかったのは「いかに専用スタジアムは素晴らしかったか」ということです。
ベガルタ仙台のホームスタジアムはユアテックスタジアム仙台というスタジアム。
正確にはサッカー専用ではなく球技専用なのですが、対して差はないので気にしないで行きましょう。
仙台駅から地下鉄で15分ほどの泉中央駅から歩いて5分かからない好立地のスタジアムです。
収容人数は19,694人と中規模程度のスタジアムですね。
中はこんな感じ
マリノスがよく使う日産スタジアムが7万人収容できるスタジアムなので、大きく差があります。
こっちが日産スタジアム
ではなぜ専用スタジアムは素晴らしいのか。
ここからは体感したことと、想像での話になりますがご容赦ください。
見やすい
先ほどまで「専用スタジアム」という単語を書き連ねてきましたが、専用ではないスタジアムとはどのようなスタジアムでしょうか。
それは陸上トラックがついているスタジアムです。
旧国立競技場や日産スタジアムなどが当てはまりますね。
この陸上トラックがついているスタジアムの何が一番の問題か、と言いますと試合が見えづらいという問題が真っ先に挙げられます。
陸上トラックがついていると、当たり前ですが観客席から実際に競技が行われているフィールドまでの距離が遠くなります。
距離が遠くなるとどうしても見えづらくなってしまいます。
せっかくスタジアムに足を運んでも「何が起こっているのかよく見えない!」ということが陸上競技場だとよくあるんですね。
しかしながら、陸上トラックがついていないスタジアムであればフィールドまでの距離が遠くなる、という問題はかなり解決されます。
スタジアムの規模にもよりますが基本的に見やすいのが専用スタジアムになるわけですね。
この「見やすい」ということはスポーツ観戦にとって非常に重要なことだと思われます。
だってスポーツを観るためにスタジアムに足を運ぶわけですから。
よく見えなかったらスタジアムに足を運ぶ意味がなくなるじゃないですか。
だから、専用スタジアムは素晴らしいんです。
雰囲気がよくなる
見やすい、という点から生まれる効果かもしれませんが、専用スタジアムで行われるJリーグの試合は雰囲気が良いものが多い気がします。
なぜ雰囲気が良いのかということについて仮説を二つほど。
一つは観客席とフィールドの距離が近いため、臨場感が生まれるということです。
この「臨場感」というものは「見やすさ」とは別のものだと考えています。
見やすさは視覚的なものであり、臨場感は視覚以外で感じるものなのではないか、と思っています。
たとえば競技に伴って発生する音。
ボールを蹴る音、体がぶつかり合う音、声。
そういったものが専用スタジアムであれば聞こえる機会が増えます。
観客席とフィールドの距離が近いわけですから。
他にも臨場感を生み出す要素はたくさんあるかと思いますが、この臨場感がスタジアムの雰囲気をよくしているのではないでしょうか。
もう一つは客席の埋まり具合です。
正確な統計を取ったわけではありませんが、陸上トラックがついているスタジアムに比べ、専用スタジアムの方が客席の稼働率が高いような気がします。
全てのスタジアムで当てはまるというわけではないかと思いますが、今までぼくがスタジアムに足を運んだ経験から、この感覚は正しいものだと勝手に考えています。
スタジアムがガラガラよりたくさんのお客さんが入っている方が雰囲気は良いはずです。
高校の文化祭でギャラリーがほとんどいないバンドより、ギャラリー沢山歓声沢山のバンドの方がかっこよく見える、みたいな経験がありませんか?
それと同じような原理だと思います。
専用スタジアムの高い客席稼働率が良い雰囲気を生み出す、と考えます。
以上の二つが良い雰囲気が生まれる仮説になります。
そして良い雰囲気、というものがなぜ良いのか、ということについてごく簡単に触れておきましょう。
スポーツ観戦とは「非日常」です。
非日常を体験する手段として音楽ライブに行ったり、旅行に行ったり様々な手段があるかと思います。
そして非日常を経験した人が大抵言いたくなるのが「雰囲気が良かった!」ということです。
偏見かもしれません。
ですが、SNSで非日常を経験したというアピールをされる方々は「雰囲気が良かった!」とかなり高い確率で言っている気がします。
統計をとってみたいですね。
要は非日常を体験する人は、雰囲気の良さを求めているのではないでしょうか、という話でした
他にもいくつか専用スタジアムに良い点はあります。
自慢できるとか、専用っていうところがホーム感をあげるとか、適当言いました
ですが、主な専用スタジアムの素晴らしい点というのは「見やすい」「雰囲気が良い」の二点に集約されると思います。
今、日本では少しずつですがサッカー専用、もしくは球技専用のスタジアムが増えつつあります。
今後もっと増えればいいなーと思いながら、先週の興奮を胸につらつら書いてみました。