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なんでぼくはJリーグを見るのか

日本のプロサッカーリーグであるJリーグが今週末開幕します。


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ちなみにわたしはJリーグが好きです。

ひいきのチームは横浜F・マリノスです。

年間数回スタジアムに足を運んでいます。

 

Jリーグは1993年に創設され今年で24年目になります。

私が生まれる前のことですね。

しかし、発足当初は人気がありましたが、現在Jリーグにそれほど人気があるとはなかなか言えません。

スタジアムには空席も目立ち、スポーツニュースでも野球の数倍小さい扱いです。

サッカーが好きな人自体はたくさんいますが、その多くは日本代表か海外サッカーばかりに関心があるように感じています。

 

そのような中、なぜ私はJリーグを見るのでしょうか。(多分長い)

 

 

サッカーが好きだから

当然といえば当然の理由かもしれませんが、わたしはサッカーが好きです。

かつてはサッカーをプレーしていました。

なぜサッカーが好きなのか。

とても難しいですが、ルールがそんなに難しくなく、一点を争う攻防に魅力を感じているから、といったところでしょうか。

世の中にはたくさんの娯楽がありますが、わたしにとってサッカーという娯楽が最も興奮させられ、熱くなるものである、という理由以上にサッカーが好きなことについて説明がなかなかできません。

 

うまいし面白いから。

Jリーグは日本のプロサッカーリーグです。

つまり、日本のサッカーの頂点のような存在であります。

日本の様々なチームが参加できる天皇杯でも優勝するのはJリーグのチームばかりですしね。

そんなJリーグですから、当然選手は皆サッカーがうまいです。

思わず「うまっ」といってしまうようなプレーがところどころで見られます。

また、Jリーグはチームの戦力が拮抗している場合が多く、どちらが勝つかわからない面白い展開のゲームが多いような気がします。

毎年どこが優勝するか分からない珍しいリーグなんです。

だからこそ応援のしがいもある。

うまさと面白さが共存しているのがJリーグだと思います。

 

生で見ることができるから

先ほど「Jリーグの選手はサッカーがうまい」といいましたが、よく言われるのが「Jリーグはヨーロッパに比べるとへたくそだし遅い」といったことです。

確かにヨーロッパでプレーする選手に比べれば技術的、フィジカル的に劣ってしまう選手がほとんどです。

また、ヨーロッパのトップで繰り広げられるサッカーに比べると、パスが遅かったり、カウンターが遅かったり、プレースピードも圧倒的に遅いです。

これに関しては認めるしかありません。

近年インターネットや衛星放送の整備により、日本で海外のサッカーを容易に見ることができる環境も整いつつあります。

だからこそ、ヨーロッパのサッカーを好む人も増えているのでしょう。

ですが、Jリーグの魅力は「生」で見ることができる、という部分にもあります。

ヨーロッパのサッカーは日本人で日本に住んでいるのならば、一生に一度生で、現地で見ることができるか、という世界です。

ぼくからすれば「テレビ」で見るサッカーと、「生」で見るサッカーは全くの別物です。

テレビは、ボールを持っている選手を中心にサッカーを映します。

そうしないと試合がどうなっているかわからないし、当然だと思います。

ですが、生で、スタジアムでサッカーを見るならば、スタジアムで起きているすべてを見て、聞いて、感じることができます。

選手と選手によって行われる駆け引き。

観客の声。

素晴らしいプレーが出たとき生まれる空気。

こういった要素はテレビではなかなか伝わりません。

これを現場で体験できる、ということがJリーグの魅力でしょう。

 

応援が熱い

Jリーグの魅力の一つにサポーターによる応援があります。

応援する選手のため、たくさんの歌(チャントという)を試合の間ずっと歌い続けます。

チームによって異なりますが、数十種類もの歌を多くのチームは歌います。

サッカー日本代表の試合で歌われる歌に比べ数倍の数があると思います。

そして、たくさんの人が同じ歌を精一杯歌うさまは圧巻です。

にんげんが声を合わせるとこんなにも大きな声が出るのか、と思ってしまうほどです。

応援するチームが勝ったら喜び、負けたら悲しみ時に叱咤激励する。

熱いです。

「なんかJリーグのファンって熱心な人ばかりで怖い」

そんな意見も結構見ます。

ですが、Jリーグを好きな人がそんな人ばかりというわけでもありません。

スタジアムではビールを片手にゆっくりサッカーを観戦する、というような人もいます。

とりあえずスタジアムに行って応援を眺める、というだけでも楽しい気がしますね。

 

地域のチームを応援できる

現在Jリーグには38都道府県に本拠地を置く、53ものクラブがあります。

つまり、多くの人が何かしらの関係があるクラブを持っている、という状態であるといえます。

自分に愛着がある地域のチームを応援することができる。

これは大きな魅力です。

なんだかんだ地元が好き、という人が日本には多いのではないでしょうか。

郷土愛をサッカーにまで持ち込める。

いいことなのではないでしょうか。

 

趣味だから

実際、これにつきます。

趣味だからです。

趣味なんて自由でいいじゃないですか。

なんでJリーグを見るのか、なんて別に考えなくていい。

好きだからJリーグを見る。

好きだから好きなクラブを応援する。

好きだから、贔屓のチームが勝てば喜ぶし、負ければ悲しむ。

趣味なんて結局自己満足なんですから。

そんなもんです。

 

 

色々つらつらと述べてきましたが、もう少しJリーグが盛り上がればいいなぁと個人的には思っています。

やっぱり好きなJリーグが盛り上がってほしいし、多くの人に知って好きになってほしい。

そうすればニュースでの扱いも大きくなる気がするし。

是非今年一回でも良いのでJリーグを見てほしいです。

そして好きなチームを作ってほしいです。

できればスタジアムに行ってほしいです。

Jリーグ、2月17日開幕です。